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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2023年09月05日

■荒穂神社の御神幸祭4年ぶりに催行!

 9月・10月といえば、我が町基山の秋祭りとして、9月の荒穂神社の御神幸祭と10月の園部宝満神社の園部くんちが催行される季節です。
 しかし、ここ3年間、世界を席捲した新型コロナ感染症のため、規模縮小を余儀なくされ神さまが民の暮らしぶり、稲の実り具合などを見られる御神幸(みゆき)行事をはじめ、多くの人々が集い催行される行事が軒並み中止となり、何とも「一年の感謝」と「次の年への無病息災」への願いを伝える場が失われた、行き処のない複雑な思いを抱く3年間でした。

【奉納芸能】
●災払
●鉦風流
●獅子舞
●大名行列

 今年こそはと思っていた8月下旬に、関係区の氏子役員の方から氏子あて9月17日(日)のしめ縄打ち、しめ縄建て、そして9月23日(土)秋分の日の朝からの催行の連絡が入り、4年ぶりに荒穂神社の御神幸祭が行われることを知り、今年は「安堵」いたしました。

 多くの方々の力が集まり催行される秋まつりです。
 久しぶりに見る「お顔」、新たに加わる「お顔」など、なつかしさと嬉しさと、そして諸事動かれる関係する皆さまの大変さとが交錯するのが「お祭り」です。

 「こうあるべき」「しなければならない。」ではなく、一年(今年は三年のブランク)に一度集える「みんなの文化遺産」として「一つ」また「ひとつ」と積み重ねる気持ちで催行できればいいのではないかと思います。

 くれぐれも久しぶりの「御神幸祭」です。事故がないことを祈り、秋の「実り」と、そして集まられる多くの方々の無病息災の願いを「荒穂の神さま」に祭りを通して届けましょう。




※「荒穂神社の御神幸祭」は、当会のブログにも記してきましたが、『基山町史』に祭りの歴史や奉納芸能について記載されています。また、祭りに関わる様々な神事、所作、奉納芸能(災払・鉦風流・獅子舞・大名行列)、祭りに関係する建造物などを含めた詳細について『基山町歴史的風致維持向上計画』に「荒穂神社の御神幸祭にみる歴史的風致」として記載されていますので、併せてご覧ください。
※『基山町歴史的風致維持向上計画』は、基山町ホームページに掲載されています。「基山町歴史的風致維持向上計画」で検索してみてください。

  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:48Comments(0)基山の文化遺産