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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2016年07月30日

■秋光川源氏螢を観光資源として

 創作劇「ホタル列車」の原点である秋光川源氏螢を基山の観光資源として町内外に広めた人、その方が松隈来造先生です。明治20年に生まれ、28歳の若さで木山口町商工会(現 基山町商工会)を創設、その後、村議、町議、町長として政治的手腕を発揮されます。
 まさに基山の商工業の発展に尽くされた人生でした。
 その偉業を讃える碑が、木山口にある若宮八幡宮境内に堂々たる姿で建っています。

■昭和37年建立

■碑文の一部
 碑文の中に「観光事業トシテ基肄城址秋光川源氏蛍大興禅寺つつじラジウム温泉ノ宣伝開発ニ努ム」と刻まれています。

 松隈先生が「宣伝開発」に努められた多くが、今も命脈を保ち続けています。「秋光川源氏蛍」も螢保存会の方々のご尽力によって、秋光川の螢を育てる活動も継続され、5月下旬から6月上旬の季節になると螢が舞う姿を見ることができます。

 松隈先生が観光資源化として取り組まれた「秋光川源氏蛍」。
 福岡日日新聞(現 西日本新聞)の昭和6年6月9日(火)第4面の記事として、「天然記念物指定の基山の源氏蛍 今が真盛りの見頃」と秋光川の写真とともに宣伝されています。
 博多から多くの人々が「ホタル見物」のため基山駅に降り立つ姿に、松隈来造先生は、どのような思いで迎えられたのでしょう。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 08:15Comments(0)基山の文化遺産

2016年07月29日

■「ホタル列車」出発のベル!

 28日(木)午後7時から、基山町民会館小ホールにて、きやま創作劇説明会が開催されました。
 当会も参画している「きやま創作劇実行委員会」のメンバーとして出席し、会長挨拶に続き、制作スタッフとして当会メンバーの幾人かが紹介されました。松田町長も別の会合を抜け出して挨拶に見えられ、創作劇に対する熱い思いを語っていただきました。また、大串教育長も駆けつけていただきました。
 松田町長の挨拶で印象的だったのは、「モール商店街」も創作劇の素材であり、基山の歩みすべてが創作劇の素材です。という言葉はまさに的を射たご発言で、基山に生きる私たち一人ひとりが主役であるというお言葉であったと思います。


 100名を超える方々が説明を聞きに集まっていただき、創作劇に対する熱い思いを感じることができます。
 今年から、町民で創る創作劇を目指し、総指揮者福永真理子氏より創作劇の内容、練習プランについて詳細な説明がありました。


 創作劇のタイトルは、
 基山の近代を代表するキーワードである

    「ホタル列車」

 螢を観光資源に木山口町商工会発展に尽力された松隈来造先生の業績を基礎に、基山の世情と、自らの「正義」を信じ突き進んでいった近代社会の行き着いた先に何があったのかを、そこにいた人々の「正義」のぶつかり合いを描き劇として創り上げていきます。

 さあ、「ホタル列車」出発のベルが鳴りだしました。
 8月20日の初稽古の日が、出発の日です。
 
 お乗り遅れなきよう・・・・。

 出発のための集合場所は、基山町役場4階大会議室です。
 8月20日に創作劇 「ホタル列車」にお乗りの(参画される)方は、ご参集ください。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 20:15Comments(0)参画事業

2016年07月24日

■きやま創作劇 宣伝隊繰り出す!

 23日(土)第29回きのくに祭りオープニングパレードに、当会も参画している「きやま創作劇実行委員会」の取り組みで、今年12月11日に公演する創作劇へ向けたキャスト・スタッフ募集のための宣伝隊として繰り出しました。


 雨天中止となった昨年とは打って変わって、晴天に恵まれ、多くの人々が集う中、宣伝隊は浴衣姿に裸麦でつくった螢籠を持ち、昭和初期の螢見物を思わせるいで立ちで会場まで練り歩きます。


 今月28日(木)午後7時から、町民会館にて創作劇説明会を開催します。
 今回は、また違った時代の基山を劇として取り組みます。
 自由と権利を求めた激動の近代、基山も大きく動いていった時代。その先にあったものは・・・・・・・。

 今回から、多くの世代の方々で、創っていきたいと思います。
 青年団で培った「役者魂」が燻っている方。
 将来、役者を目指す方々、基山町民であれば誰でも参画可能です。

 待ってます!
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 17:30Comments(0)参画事業

2016年07月19日

■トリカイ人づくり応援基金助成 贈呈式

 本日19日午後1時30分から、基山町民会館1階会議室にて「トリカイ人づくり応援基金助成」目録贈呈式が執り行われました。
 当会も「基山の歴史と文化を多世代の町民へつなぐ事業」として応募し、採択され、本日目録の贈呈を受けました。
 贈呈式には、会長ほか2名参加し、会長が受けられる目録贈呈を見守りました。

■鳥飼様(右)より目録を受ける会長(左)


■目録

 当会の、できることを持ち寄り、楽しみながら進めることを根底に据え、基山の歴史と文化を多くの世代に伝えていく事業に取り組みます。トリカイ人づくり応援基金を立ち上げていただいた鳥飼建設株式会社様には、わが町基山の宝を活かす取り組みへ手を差しのべていただいたことへ、心より感謝申しあげるとともに、ご指導賜りたく心よりお願い申し上げます。

 お世話いただきました、(公財)佐賀未来創造基金事務局の皆さまにも併せて感謝申し上げます。

 これを機会とし、ネットワークの輪が広がることを願います。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 21:49Comments(0)活動・報告日記

2016年07月03日

H28 文化遺産調査(その1)

 朝方は、やや曇りがちで雨でも降りだすかと懸念していましたが、お昼にかけて気温も上昇し、暑い中、当会も参画している今年度最初の文化遺産ガイド講座班(基肄かたろう会)による文化遺産調査を行いました。
 今年度は、昨年度の継続として特別史跡基肄城跡がある基山(きざん)の調査と、来年3月に予定している基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会主催の歴史散歩にむけての文化遺産調査の二本立てで取り組んでいます。
 基山の調査はマムシや害虫類が活動を休止する初冬以降に計画し、それまでは歴史散歩に向けた調査を行うことになりました。

 今日は、旧役場跡地に集合し、木山口町から関屋土塁、城ノ上丘陵から伊勢山神社を巡り、道沿いの文化遺産を抽出しています。班員のみんなで昔の思い出話をしつつ、道々にある文化遺産を抽出していきます。

■城ノ上丘陵下にある祠
 気になるモノを集め、調べ、そして語ることは今年も同じで、気になる石碑、植物、煙突などなど、多くの文化遺産が今日も抽出されたようです。歩くだけで、昔の情景を語ってくださる班員に、ひとつ一つ聞き入りながら歩くことができ、歴史散歩の素材が例年にも増して豊かになることが確信できたところです。

■伊勢山神社鳥居

 参画された班員の皆さん、暑さが日増しに強くなってきます。気力も大事ですが体力の維持にも気をお配りください。今日は、お疲れさまでした。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 13:25Comments(0)参画事業