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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2015年03月21日

基山町文化遺産ボランティアガイド養成講座

 今月5日から毎週木曜日午後7時に、基山町教育委員会との共催事業として、「基山町文化遺産(基肄城)ボランティアガイド養成講座」が開講されました。5日と12日は、基山町教委の主税さんが、基山町の文化遺産・文化財について座学を行い、最終座学には、なんと、太宰府市で史跡解説員制度を始められた森弘子先生にお越しいただき、史跡解説員制度の立ち上げから現在までの歩みについて貴重なお話をしていただきました。太宰府と基山の結びつきの深さについて古代から近代、そして現代の人びとの繋がりを語っていただくことから語りを始めていただき、そして解説ボランティアガイドの心構えについても話をしていただきました。

■森弘子先生による講座の様子

 その中で、最も印象に残ったお言葉として、
 「解説する場所が素晴らしいところであることが、来ていただいた方々に伝わればいい。」という単純でありながら解説ボランティアの原点的姿勢を示していただいたことには感動を覚えました。心より感謝申し上げます。今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。

 そして今日は、現地研修として特別史跡基肄城跡がある基山(きざん)を歩いての講座が開催されました。晴天にも恵まれ、多くの受講生の方々が熱心に基山町教委の田中係長さんの話に聞き入っておられました。

■大礎石群での解説の様子

 さあ、これからは受講生の皆さんの出番です。
 基山(きざん)にある文化遺産を調べてみませんか。基山(きざん)には、古代の山城である基肄城だけが眠っているのではありません。現代までの様々な時代に生きた・生きている基山(きやま)の人達の歩みが積み重なっています。その一つひとつを紐解くことで、新たな発見、知識が積み重なっていきます。

■南水門にある住吉さんには、何故階段が二つあるのでしょうか?

 人が学んだことを聞いて語るのではなく、自ら発見したこと、調べたことを皆で語り合うことから始めてみませんか。
 きっとあなたしか知らないことを発見した時、黙っていることができるでしょうか。そう、その時から「ガイド魂」が芽生えることになります。


  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:35Comments(0)主催・共催事業

2015年03月07日

第8回基山-鳥栖歴史散歩開催

 本日、3月7日(土)午前8時30分から第8回基山-鳥栖歴史散歩を開催しました。やや肌寒い朝でしたが、130名もの方々にご参集いただき、心より感謝いたします。
 今回は、「八並長者伝説と信仰の道」と題し、むかし話に登場する文化遺産と、基山-鳥栖で今も行われている「どろどろ詣り」の信仰の道をたどりました。

■「観音さまになったお姫様」の話で知られる太田山安生寺

 当会からも、文化遺産解説ガイドとして多くの会員が参画し、自ら学んだ成果を参集された方々に「披露」しました。文化遺産解説ガイドは、人から教えられたことを漫然と語るのではなく、自らの経験、自ら調べたことを人びとに語ることから始まります。自らの経験、自ら学んだことは、自分の言葉として口から出てくるものです。
 今日、当会の会員の皆さん、基山の文化遺産解説ガイドとして新たな一歩を重ね、これまでと違った自分を発見されたのではないでしょうか。既に数歩を積み重ねている会員の皆さんも、日々の研鑽を楽しく進め、新たな文化遺産の発見と聞き手の立場に立った伝承に、自らを高めご指導ください。(当会は、8年前の第1回歴史散歩から養成講座なしで、自主的な実践を行っています。)

 今日も越えた会員の皆さんなら・・・「できる!」


■「八並長者(八並武徳尊)の碑」の近くに建つ金丸の薬師堂【基山町】

 お疲れさまでした。参集された皆さんも含め、お風呂につかって、しっかりマッサージをして筋肉痛にならないように・・・・?


■基山町の小森町長も、町民として参加されました。参加者としてお出でいただいたにも関わらず、挨拶に引っ張り出してしまい、すみませんでした。また、これに懲りずお出でください。  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 20:28Comments(0)主催・共催事業