2017年03月27日

『契山ものがたり』、子ども達語ってくれる

 26日行われた第6回 七区さくらまつり会場で、演劇や日舞を学ぶWaMuKa Academyの生徒さん達が、25日に発刊したばかりの『契山ものがたり』を語ってくれ、PRに一役かってくれました。セリフと同じ手法で語る語り口に、会場に集まってくださった100名を超える方々が聞き入ってくれていました。



 基山のむかし話は、神代の世界から身近な過去まで様々な物語が残されています。
 当会では、文化遺産ガイド、紙芝居や漫画、絵本、そしてWaMuKa Academyの皆さんの協力のもと行う創作劇など、多種多様な媒体を使い、基山にしかない歴史と文化に触れる機会をつくり、郷土に対する愛情と誇りを育む活動を展開しています。


■基肄かたろう会出店の甘ざけ店前にて
 
 WaMuKa Academyの皆さん、ありがとうございました。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 19:54Comments(0)活動・報告日記

2017年03月26日

良き時代への一歩 第6回・七区さくらまつり

 本日、6回目を迎える七区さくらまつりが開催されました。
 やや肌寒い日で、あいにく「さくらロード」の桜も、ピンク色のつぼみがもうすぐ弾けそうでとまっていました。



 しかし、その「花」が、「華」が、「ハナ」が、会場にはところせましと弾け、華やかな、「はなやか」な雰囲気でさくらまつりが盛り上がっていました。七区さくらまつりのサブタイトルにあるように、「さくらでつなぐ心の絆」が、参集された皆さまのお顔に笑顔、笑顔で溢れかえり、おまつりの本来の姿を見るようです。

■青年団OBによる「素晴らしい」演技

■日舞あり

 おまつりは、続けなければならない大変なものではなく、皆が集い、笑い、楽しみ、そして互いの元気を分かち合う場だと思います。七区の「濃い」方々の素晴らしい演技、出し物に、たくさんの元気をいただきました。また、一年後の再会を楽しみに、会場をあとにしました。

■基肄かたろう会も甘酒店で出店(ホタル列車の「基山村」灯篭)

 帰り道、「さくらロード」の桜のつぼみも、みなさんのエネルギーをもらったのか、ひとつ、また一つと花咲き姿を見せていました。


■基山(きざん)にむかって咲く

 お世話いただいた皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 また、来年も元気に笑い、楽しんでください。

  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 21:02Comments(0)活動・報告日記

2017年03月25日

発見!きやまの歴史3『契山ものがたり』発刊記念朗読会

 本日、25日(土)午前10時から、基山町立図書館多目的室を会場に発見!きやまの歴史第3弾となる『契山ものがたり』発刊記念朗読会が開催されました。
 松田一也町長も挨拶に駆けつけてくださった中、50名あまりの多世代の方々にご参集いただき、盛会のうちに終わることができました。

               ■ご挨拶いただいた松田町長

 『契山ものがたり』は、当会も参画している基山町文化遺産活用推進実行委員会発行で、平成28年度文化庁文化芸術振興費補助金を活用し、多くの議論を経て発刊にこぎ着けました。関係した皆さん、お疲れさまでした。


 この取り組みは、様々な媒体を通して、少しでも多くの世代に、わが町基山の歴史・文化に触れ、郷土に対する「愛情」を育てることを目的とし、その一つとして絵本・漫画など「絵画」媒体を通して伝えるのが「発見!きやまの歴史」シリーズです。
 今回のテーマは、わが町基山に伝わるむかし話の一つ、「契山伝説」を取り上げ、『契山ものがたり』として絵本化しました。
 「契山伝説」は、基山にある契山を舞台とし、奈良時代の『古事記』に記された、天孫降臨で名高い瓊々杵尊と木花咲耶姫、そして姫の父・大山祇命と姫の姉・石長姫の物語に原点がたどれる基山のむかし話です。

 朗読に先立ち、物語の舞台となる基山にある契山や神社について解説し、その後『古事記』について学術的な面からの解説が行われ、絵本に描かれている物語が、地域と歴史に根差した文化遺産からつくられていることをお伝えしました。



 その後、朗読会に入り、創作劇総指揮者でもあり、WaMuKa Academy代表でもある福永真理子さん朗読による『契山ものがたり』の語りが行われました。


 臨場感あふれる語りと、場を盛り上げる効果音楽に、いつしか物語の中に入り込んでしまったような錯覚を覚える、素晴らしい語りでした。

 第3弾まで発刊できました。基山の歴史や文化を学ぶ一つの媒体として定着しつつありますが、第4弾が発刊できるかは不透明です。当会も含め、「できることを」持ち寄って取り組んでいきたいと思います。

 本日、お集りいただきました皆さま、ありがとうございました。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 13:46Comments(0)参画事業

2017年03月20日

平成28年度 文化遺産ガイド講座

 平成28年度の文化遺産ガイド講座、最後の定例会が、平成29年3月16日(木)に開催されました。


 今月4日に行われた基山・小郡・鳥栖クロスロード文化研究会主催の第10回歴史散歩の反省点について振り返り、150名もの参加者があったこと、木山口町の文化遺産ガイドに少々時間を要したことなど、良かった点、次回への反省点などが出されていました。来年度は、鳥栖市との協働で第11回歴史散歩が開催されます。今回の反省を踏まえて、参加していただく方々へ、一つでもいいので文化遺産情報を提供できるよう研鑽を積んでいきましょう。


 その後、受講生による「田代売薬の起こり」と題して、学習された成果発表が行われ、江戸時代の「田代売薬」の起こりから現代までの流れについて、短いながらとても濃い内容の発表で、様々な要因から田代売薬が生まれてきたことが理解できました。
 ありがとうございました。

 次回から平成29年度です。
 どんな文化遺産と出会い、そしてどんな方々にガイドし新しい出会いができるか楽しみです。受講生の皆さん、またできることをして、できる範囲で「力」を蓄えていきましょう。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:02Comments(0)参画事業

2017年03月04日

第10回 歴史散歩開催

 本日、基山・小郡・鳥栖クロスロード文化研究会(以下「文化研究会」と記載)主催による第10回歴史散歩が開催され、好天にも恵まれたこともあり、総勢150名の方々が小春日和の中、歩かれました。

■開会の様子

 本会の園木会長が文化研究会の会長を務められ、園木会長の挨拶からはじまり、本会ならびに基肄語ろう会も参画して、基山~小郡を舞台に、「みんなを見守ってきた神様・ほとけ様」と題して、木山口町から小倉村までの文化遺産を解説しています。

■初代郵便局長顕彰碑の前にて

 木山口町にある町家建築や町の由来を記した板書が残る若宮八幡神社、対馬藩の東の端にある伊勢山神社など、身近なものからいつもは見ることができない文化遺産まで多様なものを基肄かたろう会の方々と解説しました。

■どろどろ参り祠前での解説の様子

 一回一回の積み重ねで、調べ不足や語り不足な点も解説することで明らかになり、次回に活かす「糧」になったことと思います。
 また、来年に向けて調べを進めますので、様々な点で気づきをくださった参加者の皆さまに感謝いたしますとともに、またお越しください。

 ありがとうございました。

 スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 14:18Comments(0)主催・共催事業