2023年11月24日
■第1回特別史跡基肄城跡ハイキング開催
基肄城跡を巡るイベント開催のご要望が多く寄せられていた中、基山町教育委員会主催で久しぶりに特別史跡基肄城跡を巡るイベントが、令和5年11月23日(木)に開催されました。
当会がイベント運営を受託したこともあり、特別史跡基肄城跡がある基山(きざん)に関わる民間団体と協働、連携し、多くの町民が関わる取組としました。


【上:受付の様子 下:登山開始】
最終的に55名のお客様を迎え、「特別史跡基肄城跡ハイキング」がスタートし、山頂では基肄城跡顕彰建造物の一つ、天智天皇欽仰之碑建立90年を記念するイベントとして、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』のキャストによるダイジェスト公演が行われ、その後、私たちの思いを基山の先人達に届けようと、シャボン玉にのせて飛ばしました。

【きやま創作劇キャストによるダイジェスト公演】

【シャボン玉に思いを乗せて】
また、90年前の天智天皇欽仰之碑除幕式での写真を思い起させる、参集した皆さまとの記念写真撮影は、感慨深いものでした。この時撮影した写真は、12月5日から基山町立図書館郷土資料コーナーにて開催される第15回『きやま展』にて展示予定です。参集された皆さま、ありがとうございました。
その後、6班に分かれ基肄城跡を基肄かたろう会の解説によってハイキングしていただき、予定の時間をややオーバーしましたが、アンケート結果からは多くの方々に満足いただく取組となりました。



一方、今回の取組では、様々な出来事にも遭遇したにも関わらず、基肄城跡の解説を運営していただいた基肄かたろう会ならびに基肄山歩会の皆さまの臨機対応能力の高さに救われ、大きな事故もなく終わることができました。ありがとうございました。
結びに、今回の取組に参画していただいたお客様、基肄かたろう会、基肄山歩会、基山の守り人、そして、きやま創作劇実行委員会の皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
来年の3月20日には、基肄城跡が特別史跡に格上げ指定されて70年を迎えます。
この日にも、第2回基肄城跡ハイキングを今回の反省を踏まえ、また違った濃い取組として開催いたします。ご参加お待ちいたします。
当会がイベント運営を受託したこともあり、特別史跡基肄城跡がある基山(きざん)に関わる民間団体と協働、連携し、多くの町民が関わる取組としました。


【上:受付の様子 下:登山開始】
最終的に55名のお客様を迎え、「特別史跡基肄城跡ハイキング」がスタートし、山頂では基肄城跡顕彰建造物の一つ、天智天皇欽仰之碑建立90年を記念するイベントとして、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』のキャストによるダイジェスト公演が行われ、その後、私たちの思いを基山の先人達に届けようと、シャボン玉にのせて飛ばしました。

【きやま創作劇キャストによるダイジェスト公演】

【シャボン玉に思いを乗せて】
また、90年前の天智天皇欽仰之碑除幕式での写真を思い起させる、参集した皆さまとの記念写真撮影は、感慨深いものでした。この時撮影した写真は、12月5日から基山町立図書館郷土資料コーナーにて開催される第15回『きやま展』にて展示予定です。参集された皆さま、ありがとうございました。
その後、6班に分かれ基肄城跡を基肄かたろう会の解説によってハイキングしていただき、予定の時間をややオーバーしましたが、アンケート結果からは多くの方々に満足いただく取組となりました。



一方、今回の取組では、様々な出来事にも遭遇したにも関わらず、基肄城跡の解説を運営していただいた基肄かたろう会ならびに基肄山歩会の皆さまの臨機対応能力の高さに救われ、大きな事故もなく終わることができました。ありがとうございました。
結びに、今回の取組に参画していただいたお客様、基肄かたろう会、基肄山歩会、基山の守り人、そして、きやま創作劇実行委員会の皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
来年の3月20日には、基肄城跡が特別史跡に格上げ指定されて70年を迎えます。
この日にも、第2回基肄城跡ハイキングを今回の反省を踏まえ、また違った濃い取組として開催いたします。ご参加お待ちいたします。
2023年11月19日
■基肄城跡ハイキングにむけた取組(その2)
過日の16日に引き続き、23日開催の「特別史跡基肄城跡ハイキング」にむけた、基肄城跡の史跡環境を整える手入れを、当会と基肄かたろう会の有志で行いました。
朝から基山町内のクリーンデーの各区作業に参加し、終わり次第、基山(きざん)に「駆け上がり」、手入れを行っています。
基山(きざん)は、やや肌寒い感じでしたが、作業を進める内にやや汗ばむ感じで、「手入れ」作業も、参画いただいた皆さまのお力で、素早く終わることができました。

【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群下の散策路】

【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群南側の散策路】
また併せて、大礎石群にある伐採樹木を、23日に麻袋にて持ち出すための、準備作業も行い、100枚の「お土産」を作成いたしました。

【樹木切り出し作業の様子】
大正7年6月10日に起工し、大正8年6月10日に除幕式を迎えた天智天皇欽仰之碑は、当時の基山小学校をはじめとした子ども達が、麓から石や砂を麻袋に入れ担ぎ上げたと伝えられています。この作業の逆ではありますが、麻袋に伐採樹木の板切れを入れ、担ぎおろす疑似体験をしていただこうという企画です。大礎石群に植林された樹木ではありますが、少しでも史跡環境を整えるためにご協力いただければとの思いから立案しております。どうか、よろしくお願いいたします。
伐採樹木を「板状」に加工しましたが、木のすがすがしい香りがあたりに漂い、「お土産」としてお持ち帰っていただければ幸いです。
文化財保護法第125条に基づく現状変更申請を必要としない「維持管理行為」の範囲内で行いました。
道標設置から、史跡環境を整える手入れまで、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。
あとは本番を待つのみとなります。連携する多くの団体の皆さま、体調を整えお客様をお迎えしたいと思います。スタッフも入れて総勢100名を超える予定です、どうか、怪我無きよう、よろしくお願いいたします。
朝から基山町内のクリーンデーの各区作業に参加し、終わり次第、基山(きざん)に「駆け上がり」、手入れを行っています。
基山(きざん)は、やや肌寒い感じでしたが、作業を進める内にやや汗ばむ感じで、「手入れ」作業も、参画いただいた皆さまのお力で、素早く終わることができました。


【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群下の散策路】


【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群南側の散策路】
また併せて、大礎石群にある伐採樹木を、23日に麻袋にて持ち出すための、準備作業も行い、100枚の「お土産」を作成いたしました。


【樹木切り出し作業の様子】
大正7年6月10日に起工し、大正8年6月10日に除幕式を迎えた天智天皇欽仰之碑は、当時の基山小学校をはじめとした子ども達が、麓から石や砂を麻袋に入れ担ぎ上げたと伝えられています。この作業の逆ではありますが、麻袋に伐採樹木の板切れを入れ、担ぎおろす疑似体験をしていただこうという企画です。大礎石群に植林された樹木ではありますが、少しでも史跡環境を整えるためにご協力いただければとの思いから立案しております。どうか、よろしくお願いいたします。
伐採樹木を「板状」に加工しましたが、木のすがすがしい香りがあたりに漂い、「お土産」としてお持ち帰っていただければ幸いです。
文化財保護法第125条に基づく現状変更申請を必要としない「維持管理行為」の範囲内で行いました。
道標設置から、史跡環境を整える手入れまで、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。
あとは本番を待つのみとなります。連携する多くの団体の皆さま、体調を整えお客様をお迎えしたいと思います。スタッフも入れて総勢100名を超える予定です、どうか、怪我無きよう、よろしくお願いいたします。
2023年11月16日
■基肄城跡ハイキングへむけた取組始まり!
来週23日に迫った、特別史跡基肄城跡ハイキング。
この取組は、基山町教育委員会からの受託事業としての取組で、町内の団体としての取組の個性を発揮するために、基肄かたろう会、基肄山歩会、きやま創作劇実行委員会、オキナグサ保存会、基山の守り人など多くの関係団体の方々と連携し進めています。
連携する団体との協働の一つとして、基肄城を訪れた多くの方から、「道が分からない」「案内サインが沢山あって分からない。」「案内サインの内容が理解できない。」「どこに今いるのか分からない。」などのご意見を伺っていましたので、基肄かたろう会と連携し、仮設サイン設置ながら基山町教育委員会と協議するとともに、基山町教育委員会を通じて佐賀県教育委員会に対し文化財保護法第125条に基づく現状変更申請が必要かどうかをお尋ねし、「維持管理行為の範囲内」という回答を得た上で、本日、道標サイン12箇所の設置を行いました。




■設置した道標サイン
日本遺産構成文化財である特別史跡基肄城跡である以上は、4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)表記が標準ですが、まずは身近な散策者の皆さまむけに日本語表記にて作成しています。また、道に迷われた方の緊急連絡を受けた場合、「何番のサインが近くに見えますか。」の問いに応えていただけるよう、意図的に番号を付記しています。ご注意いただきたいのが、散策していただく順番を記したものではありませんので、ご留意ください。
現在、基山町教育委員会が取組んでいる「特別史跡基肄城跡整備基本設計」に、今回の簡易道標設置箇所の正式サイン化(4ヶ国語表記)を行っていただく第1歩としています。
まずは行動からの第1歩として当会と基肄かたろう会の連携の取組から始めました。
本日、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
この取組は、基山町教育委員会からの受託事業としての取組で、町内の団体としての取組の個性を発揮するために、基肄かたろう会、基肄山歩会、きやま創作劇実行委員会、オキナグサ保存会、基山の守り人など多くの関係団体の方々と連携し進めています。
連携する団体との協働の一つとして、基肄城を訪れた多くの方から、「道が分からない」「案内サインが沢山あって分からない。」「案内サインの内容が理解できない。」「どこに今いるのか分からない。」などのご意見を伺っていましたので、基肄かたろう会と連携し、仮設サイン設置ながら基山町教育委員会と協議するとともに、基山町教育委員会を通じて佐賀県教育委員会に対し文化財保護法第125条に基づく現状変更申請が必要かどうかをお尋ねし、「維持管理行為の範囲内」という回答を得た上で、本日、道標サイン12箇所の設置を行いました。




■設置した道標サイン
日本遺産構成文化財である特別史跡基肄城跡である以上は、4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)表記が標準ですが、まずは身近な散策者の皆さまむけに日本語表記にて作成しています。また、道に迷われた方の緊急連絡を受けた場合、「何番のサインが近くに見えますか。」の問いに応えていただけるよう、意図的に番号を付記しています。ご注意いただきたいのが、散策していただく順番を記したものではありませんので、ご留意ください。
現在、基山町教育委員会が取組んでいる「特別史跡基肄城跡整備基本設計」に、今回の簡易道標設置箇所の正式サイン化(4ヶ国語表記)を行っていただく第1歩としています。
まずは行動からの第1歩として当会と基肄かたろう会の連携の取組から始めました。
本日、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
タグ :基肄城跡ハイキング