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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2016年04月23日

平成28年熊本地震

 4月14日午後9時26分に熊本地方を襲った地震、その2日後、4月16日午前1時25分に本震が襲い、壊滅的な被害が広がった惨状は、各種報道が伝えるところです。
 会員の家族や親せき、知人にも被災された方々がおられることと思います。どうか気を確かに持ち、お一人おひとりが「できることを持ち寄って」、被災された皆さんを助け、復興するまで継続的に支援していくことが大切です。「がんばれ熊本、がんばれ日本」です。

 被災した家族の救出と物資運搬で、15日と18日に熊本へ行きました。
 その時の状況の一部をお知らせします。

■吉田松花堂の建物

■土蔵裏の通り
 家族の住まいの近くにある明治10年ごろの建築とされる「吉田松花堂」の建物です。
 万病薬として知られる「諸毒消丸」で有名な江戸末期創業と伝えられる薬屋で、昔ながらの風情を今に伝えることから平成7年に熊本市の景観形成建造物に指定されています。15日の時点では、一部の瓦の崩落程度でしたが、16日未明の本震で瓦崩落が著しく進んでいます。と、その奥を見ると、路上に倒壊した家屋がありました。

■倒壊した家屋

■熊本城(石垣も崩壊しています。)

■柱に亀裂が入った建物

■いち早く開店していた八百屋さん

■「炊き出し中」の看板を掲げる居酒屋さん

 互いに助け合う姿が、忘れそうになる「絆」という言葉を強く感じます。

 現地では、雨対策のブルーシート、ウエットティッシュ(赤ちゃんのお尻拭き、高齢者の身体を拭くウエットティッシュなど)、手洗い水(飲料水は充足してきているようです。飲料水を手洗い水にまわすだけの余裕はない。)が不足しているようです。15日夜もそうでしたが、建物の中で寝る恐怖は、耐え難いものがあります。


  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 08:16Comments(0)活動・報告日記