2024年11月16日

『第16回きやま展 きやま創作劇を深く知る』展開催

 基山町史編さんの成果を、調査にご協力いただいた皆さまに少しでも還元するべく企画し、平成19年から当会が主催し開催してきた「きやま展」も16回目を迎え、今では基山町教育委員会主催事業として育つまでになりました。



 平成28年以来、きやま創作劇と連携し、「きやま創作劇を深く知る」と題して実施してきています。しかし、その素材はやはり平成18年から始まった基山町史編さん事業に基礎を置くことに違いはありません。住民の皆さまから寄せられた様々な情報を整理し、咀嚼し多様な媒体を通じて「できること」を「できる範囲」で伝える当会の理念に基づき、会員諸氏の「できること」の持ち寄りに支えられています。

 衆目の眼にとまることばかりに注力し注目されがちですが、当会は「できること」を「できる範囲」で会員諸氏の方々のお力に支えられています。きやま創作劇に限らず、文化遺産ガイドボランティア活動、町立図書館郷土資料コーナーでの企画展、漫画・紙芝居での基山の歴史と文化を伝える活動などの基礎的な活動として、衆目の眼にとまらなくても地道な情報収集、来訪者の方々への散策環境を整える手入れ作業、創作劇を支えてくださっている様々な諸活動や演者など子どもたちのご家族の皆さまなど、衆目を浴びる表舞台を支える、換言すると海面の上に見える氷山の下に多くの方々のご尽力によって成り立っているのも当会の会員の皆さまのご尽力の賜物だと思っております。

 心より深く、深く感謝いたします。

 きやま創作劇も、令和6年度で第8回を迎えました。今年は、「基山(キザン)・基肄城」と主題とし、違った角度から「基山(キザン)・基肄城」を捉えた創作劇になっています。



 令和6年12月8日に公演が行われます。この第8回きやま創作劇『永遠に君思う』を深く知るための展示が、明日、令和6年11月17日~令和7年2月2日まで開催されています。創作劇を観る前に見ていただくか、創作劇をご覧になった上で展示を見ていただくは、皆さまにお任せいたします。

 是非、図書館へお越しいただき、きやま創作劇の原動力である住民力で集められた町民・県民・国民の歴史を御覧ください。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 20:06Comments(0)関連する文化遺産お知らせ

2024年10月20日

■宝満神社の秋の大祭 園部くんち

 10月20日(日)、本日、早朝午前7時から園部の鎮守・宝満神社の秋の大祭「園部くんち」が催行されています。

 午前7時から、発御祭ならびに主祭神である玉依姫命様のお神輿への遷座祭が執り行われ、神社総代会長による辻御幣立と先導によって、御旅所までの御神幸が行われました。


■お下りの様子

■秋空の太陽の光に輝くお神輿


 江戸時代(正徳6年(1716))に記された「基肄郡上郷神社記録」によれば、宝満神社は基肄城を築造した天智天皇の弟・天武天皇4年(676)の創建とされ、宝満山南麓にある竈門神社から勧請されたと伝えられています。

 この園部くんちで執り行われる玉依姫命さまの御神幸は、江戸時代初期の慶安5年(1651)に神伽22人で行われたとされ、370年以上続けられています。

 園部くんちの奉納芸能は大名行列で、お下り・お上りの道中を賑やかな雰囲気に創り上げます。

■大名行列の演舞

 午後2時から、御旅所を出立するための発御祭が執り行われ、午後2時30分から150m先の宝満神社本宮までお上りが始まります。

 宝満神社の園部くんち。
 大人の方々による大名行列と合わせて、たくさんの子どもたちによる大名行列も珍しく、主祭神の玉依姫さまを先導していく様は、秋晴れの空のもと、多世代が交わる貴重な祭といえます。

子どもたちも参画しています。

  


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2024年08月17日

■「おとな」たちの練習・・・・・・

 7月下旬から第8回きやま創作劇「永遠(トワ)に君思う」公演にむけた練習が始まり、今日17日に、遂に!「おとな」たちの練習、といっても怪しげな5人衆(おひとり御欠席)の練習が始まりました。


●練習の様子

 今回の5人衆は、劇冒頭にはじまり、結びの「トリ」を担う、とても「重要」な役回りです。福永総指揮者の台本読みは終わると同時に、「え~っ、無事終わるんかな~っ」という心許ない御発言が5人衆から漏れ出し、練習に集った子どもたちを含め皆さんの笑いを誘っていました。

 この時点で、「大丈夫」でしょう!

 9月から大道具・小道具づくりも始まります。少しずつ、少しずつ「永遠(トワ)に君思う」が姿を形づくりはじめました。12月の公演まで、健康に留意しつつみなさんの持てる力を結集していきましょう。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 19:11Comments(0)主催・共催事業活動・報告日記

2024年08月17日

■「天神縁起画伝」限定公開

 太宰府天満宮の御祭神である菅原道真公の生涯から太宰府天満宮の創建、霊験を描いた「天神縁起画伝」展が、今日と明日の二日間、基山町立図書館多目的室で限定公開されています。



 明治時代の廃仏毀釈の折、天本茂左衛門氏によって太宰府の六度寺から招来されたとする画伝で、基山町古屋敷で大切に保管されていました。年に一度虫干しを兼ねて子どもたちへの読み聞かせが行われていたことにちなみ、年に一度、この時期に町立図書館多目的室を会場に展示が行われています。

 天神縁起画伝、一般的には「天満宮縁起画伝」と呼称され、太宰府天満宮に現在も所蔵されているものをはじめ幾幅もの画伝がつくられ受け継がれてきています。基山町に招来された画伝は、かつての所在地の名称をとり「古屋敷本」と呼ばれています。

 「古屋敷本」は、太宰府天満宮御所蔵の延寿王院本と絵画構成は同じで、太宰府へ来られた後の菅原道真公の描き方や建造物の部材の描き方に差異が見られますが、おおむね酷似しています。
 かつては掛け軸として招来され、現在は、昭和31年に古屋敷の方々で御浄財を集め、屏風仕様に設えられています。その際、天満宮縁起画伝への理解が変容したのか、子どもたちへ語る物語の順番に再配列されたのかは定かではありませんが、順番が先の延寿王院本と異なる順番となっているのはご注意いただき御覧ください。

 文道の神・菅原道真公ゆかりの絵画資料として、ご覧になっては如何でしょうか。



公開日:令和6年8月17日・18日
時間:午前10時から午後3時
場所:基山町立図書館 多目的室
※資料保存状態の確保ならびに施設利用の観点から、2日間の限定公開となっております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
  


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2024年07月27日

令和6年度きやま創作劇『永遠(トワ)に君思う』始まり!

 本日、午前10時から町民会館小ホールにて、令和6年度第8回きやま創作劇『永遠(トワ)に君思う』公演にむけた説明会が開催され、その後引き続き第1回練習へと移りました。


■松田一也基山町長からご挨拶いただきました。


■総指揮者 福永さんから、劇内容説明の様子

 今回のテーマは、私たち「きやま」の思い(歴史)が詰まった山・基山(キザン)を舞台に、地主神(とこぬしのかみ)である荒穂大明神さまとキザン(基山)という神代の世界から、三韓統一を目指す新羅の策謀の渦にのみ込まれていった激動の7世紀、東アジア世界(新羅・百済・高句麗、そして倭)の国造り(国家形成)の物語です。

 6月7日(金)に第1回きやま創作劇実行委員会が開催され、今年度も公演を行うこと、素材を基山町が今年度取り組む「基山(キザン)・基肄城さいこープロジェクト」と連携することが確認され、脚本づくりが大詰めをむかえます。


■7月22日開催の第2回きやま創作劇実行委員会

 そして、7月20日(土)には、今日の説明会に先立ち、きのくに祭へ「きやま創作劇」宣伝隊が繰り出し、今年度の「永遠(トワ)に君思う」の宣伝を行っています。


■きやま創作劇宣伝隊(於 きのくに祭)

 いよいよ今年も「きやま創作劇」の半年が始まります。
 いつもの顔ぶれに、新たな仲間も加え『永遠(トワ)に君思う』公演にむけた一歩がスタートしました。

 参画してくださる皆さま、くれぐれも、体調管理にはご留意くださり、12月8日(日)の公演のその日を、集った仲間みなでむかえましょう。

 ご安全に・・・・・・!

追記
 今年で、きやま創作劇が生まれて12年(前身の基山町立小中学校合同創作劇を含む)。キャストの中に唯一、平成24年(2012)12月公演から出演してくれている渡邉くんも20歳に。12年前の第1回公演の感想文(当時小学校2年生)に「今回のげきにさんかするのは、本当はいやでした。」とつづってくれています(基山の歴史と文化を語り継ぐ会、2013)。




基山の歴史と文化を語り継ぐ会(2013)『町史研究 きやま』創刊号  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 13:51Comments(0)参画事業基山の文化遺産活動・報告日記

2024年06月01日

■令和6年度企画展『梁井家文書の世界』展開催中!

 本日より基山町教育委員会主催の令和6年度企画展『梁井家文書の世界』展が開催されています。

 当会が令和4年度・5年度に基山町教育委員会からの委託を受け実施した「梁井家文書」調査成果の一部の展示でもあり、当会がお手伝いした成果が多く展示されています。

 今回は、「梁井家文書」の中の国境争論に焦点をあてた展示で、史跡として現在の「三国境」に遺る二国境石標や基山町-筑紫野市-小郡市のまさに三つの自治体の境界に建つ三国境石標とも併せて御覧いただければ、理解が深まると思います。





 会期は、本日から7月28日(日)までとなっています。入館無料です。
 開館時間:9:00~18:00(月曜休館)

 是非、ご覧ください。
  


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2024年04月14日

■オキナグサ咲く「特別史跡基肄城跡」

 現在、特別史跡基肄城跡がある基山(キザン)山頂には、希少植物である「オキナグサ」が咲いています。

 昭和12年に国の史蹟に、昭和29年に同じく特別史跡に指定され、昭和前期からの自然環境と、地元の丸林、城戸の方々のご努力により、毎年防火帯として、森林の管理と野焼きが行われていました。さらには毎年暑いさなかに行っていただいている史跡地管理のための除草作業が行われてきたことから、雑草や樹木の繁茂からオキナグサは守られ、基山(キザン)の山頂に残されてきました。


■今年のオキナグサ

 令和5年に環境省による「未来に残したい草原100選」に選ばれ、①特別史跡基肄城跡がある草原、②希少植物が群生する草原、そして③近代以来続けられている草スキーのある草原の3つの顔を持つ草原として選定されています。

 3つの顔を持つ基山(キザン)です。
 どれか一つを特化して守るのではなく、互いに共生できる、そんな取組を末永くお願いします。

 古代の朝鮮式山城である 「特別史跡基肄城跡」の散策を目的に来られた際は、「特別史跡基肄(椽)城跡」指定石標周辺にオキナグサが花ひらいていますので、今しばらくの間、「お足元」に気を配りつつ特別史跡基肄城跡の散策をお楽しみください。


■特別史跡基肄(椽)城跡指定石標

※ご存知かと思いますが、「オキナグサ」の汁液に触れると皮膚炎を起こす可能性があります。ご注意ください。
※「オキナグサ」は、万葉集にも登場しますが、基肄城に関係深い万葉植物は「タチバナ」です。基山公園(草スキー場)多目的広場の入り口に植えられていますので併せて御覧ください。
  


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2024年03月31日

■令和5年度事業(その2)

●関係事業
1.第7回きやま創作劇「この道は 基肄城が基肄城とならしむる時」公演
 第7回を迎えるきやま創作劇は、今年度が特別史跡基肄城跡に関わる二つの記念の年であることから、基肄城跡顕彰建造物に焦点をあて、基肄城跡が国の第1類史蹟指定を受けるきっかけとなった先人たちの歩みを描きました。

2.第15回きやま展 展示支援
 当会が始めた「きやま展」も、その後基山町教育委員会に引き継がれ、今年度で第15回を迎えました。第7回きやま創作劇「この道は」を深く知ることをテーマに展示支援を行いました。


左:第7回きやま創作劇 右:第15回きやま展

3.特別史跡基肄城跡整備基本設計のための現地調査
 基山町教育委員会の「特別史跡基肄城跡整備基本設計」策定に先立ち、当会も含め特別史跡基肄城跡を舞台に活動している団体と現地踏査を行いました。道標サイン、解説サインの不足や、施設整備を行うのであればどのような内容(仕様)のものが求められるのか、など現地を歩きながら議論を重ねました。結果は、「特別史跡基肄城跡整備基本設計」としてまとめられています。

5.基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会への参画
 二市一町で構成される文化研究会へ、今年度も参画し、令和6年3月2日に開催された歴史散歩では安全管理を担っています。


左:現地調査時の議論の様子 右:歴史散歩

6.町行政への支援
 基山町が事務局を担う各種委員会・審議会へ、会員諸氏が委員として参画し、基山町の歴史街づくり行政、文化財保護行政、そして教育委員会運営に指導・助言を行っています。

7.その他
 史跡鞠智城跡ならびに山鹿の歴史的町並み整備地を研修する先進地視察の実施、会員諸氏の個人的な活動として、地域のお宮解説サインのリニューアル、特別史跡基肄城跡の手入れ活動、基山町が所蔵する諸資料の整理整頓なども行っています。


左:史跡鞠智城跡 右:山鹿市都市計画課の方よりの講話

 令和5年度も、多くの会員の皆さまの協働、ご協力、できることを持ち寄る活動で、多様な取組を行うことができました。この場をお借りし、心より深く感謝申し上げます。
 
 明日から、令和6年度が始まります。
 どんな取組が、また出来事が待っているのでしょうか。
 くれぐれも身体に気を付けて、楽しく、できることを持ち寄る活動を、一つひとつ大切に積み重ねていきたいと思います。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 17:46Comments(0)基山の文化遺産活動・報告日記

2024年03月31日

■令和5年度事業(その1)

 今日、3月31日(日)をもって、令和5年度が幕をとじます。
 今年度も、様々な事業を展開し、基山の歴史と文化を語り継ぐ活動を行ってまいりました。

●基山町教育委員会からの受託事業
1.町内遺跡周知活用事業(以下、「事業1」)
①特別史跡基肄城跡ハイキングの実施
 令和5年11月23日(木) 第1回開催
 令和6年3月20日(水)  第2回開催
 この、特別史跡基肄城跡ハイキングでは、当会のほかに○きやま創作劇実行委員会、○基山の守り人、○基肄山歩会、○オキナグサ保存会、○基肄かたろう会など、基山(きざん)を舞台に活動している関係団体と連携し行いました。


左:第1回ハイキングの様子 右:第2回ハイキングの様子

 また、基山町文化遺産ガイドボランティア養成講座と連携し、第2回特別史跡基肄城跡ハイキング開催にむけて特別史跡基肄城跡マップリニューアルを行い、当日資料として配布しています。


左:大礎石群の手入れ作業 右:基肄城内に仮設道標サインを設置(第1回ハイキング時)


基肄城内に仮設道標サインを設置(第2回ハイキング時 教育委員会と協働)

②企画展示
 令和5年度が特別史跡基肄城跡に関わる二つの記念の年にあたることから、広く住民の皆さまにお伝えする展示を、基山町立図書館郷土資料コーナーにて行いました。

企画展の様子

2.文化遺産調査記録作成業務(以下、「事業2」)
①梁井家文書資料の翻刻、解読ならびに解説
 令和4年度に基山町教育委員会から受託した、旧城戸村の庄屋文書である「梁井家文書」の中で、国境争論、荒穂神社関係文書の11点について、翻刻、解読並びに解説を行い、併せて住民の皆さまむけのリーフレットを作成しております。

 その成果については、令和6年度に入り、基山町教育委員会ならびに御所有者と協議を行いつつ、基山町立図書館郷土資料コーナーにて展示などを通じてお伝えしていくことになろうかと思います。


【実績報告書 左:事業1、右事業2】
  


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2024年03月10日

■荒穂神社石造鳥居の調査

 昨日、3月9日午後1時より、秋の大祭・御神幸祭で知られる荒穂神社にて、江戸時代に寄進された石造鳥居の銘文調査を会員諸氏ならびに基肄かたろう会、文化遺産ガイドボランティアの総勢10名を超える皆さまで行いました。


■石造鳥居拓本採取の様子

 調査にあたり、石造物ならびにお墓の研究で知られる大阪大谷大学教授の狭川真一先生をお迎えし、石造鳥居銘文の拓本の採り方や、午後5時からは、取得した拓本にある銘文からの読み解きについてのご指導、さらに中世から現代にかけてのお墓のあり方についての講話を行っていただいています。


■左が狭川真一先生

 狭川先生の講話に、御遺体は「捨てる」ものという観念が当たり前だった中世の葬送観や、今の葬送儀礼の簡略化、意識の大きな変容など様々な視点からのお墓・墓地の見方についての講話に、聴講された皆さんも一様に驚きの声があがっていました。


■夕刻からの御講話の様子

 ご指導いただいた狭川先生からも、笑顔で「こんなにたくさんの人たちと拓本を採るのは久しぶり。」という嬉しいお言葉をいただき、楽しいひと時となりました。

 今回の銘文調査の成果は、作業風景ならびに拓本記録とともに基山町立図書館郷土資料コーナーにて展示させていただきます。お楽しみに。

■採取された鳥居銘文の拓本

 奈良から大変お忙しい中、お越しいただいた狭川先生、ありがとうございました。

 また、少々肌寒い午後でしたが、銘文調査に参画していただきました皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

追記
 昨日の午前中に特別史跡基肄城跡を訪れていただき、基肄かたろう会にてガイドし親交を深めた史跡首羅山遺跡で知られる久山町の「久山町歴史文化勉強会」の皆さまの飛び入り参加もあり、鳥居銘文調査の様子や基山(きざん)の守り神である荒穂神社を熱心に見学して帰られました。


■久山町の皆さまをお見送り

 久山町の皆さま、ありがとうございました。
 まだまだたくさんの文化遺産がわが町基山にはあります。
 新たな発見・知識を蓄え展示や解説いたしますので、またのお越しをお待ちいたします。
  


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2024年03月02日

■令和5年度歴史散歩開催

 本日、基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会主催の歴史散歩が、鳥栖市田代から小郡市祇園までを「伊能忠敬の測量日記と町の成り立ち」と題して開催されました。

 早朝に小雪舞い散る天候で、寒さが戻った弥生三月の初旬となり、参加してくださるお客様の出足も心配されましたが、30名に近い方々が参加してくださり、熱心に文化遺産解説に耳を傾けておられました。


■受付の様子

 この歴史散歩には、当会会員、基肄かたろう会、基山町文化遺産ガイドボランティア養成講座の皆さんが参画いただきました。今年は安全管理とタイムキーパー担当ではありましたが、道々の解説に、「伊能忠敬が測量した本郷川の幅七間と記されている」ことなどの新たな知識や、また地元の方々からの思わぬ秋月街道情報などあり、いつもながら学び多い歴史散歩となりました。


【左:田代外町追分石 右:田代祇園神社】


【小郡市平田家住宅】

 朝早くから参加くださったお客様、ありがとうございました。
 また、受付から安全管理、時に「厳しい」タイムキーパーを担っていただくなど参画いただいた皆さま、お疲れ様でした。
 そしてありがとうございました。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 13:57Comments(0)参画事業関連する文化遺産

2023年12月27日

■第7回きやま創作劇「むすび」の会

 去る12月23日(土)午後7時、町民会館小ホールにて第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』に参画していただいたキャスト・スタッフの皆さまに対する「お疲れ様会」が行われました。
 「やり遂げた」感、「ん~っ、もう少し」感など様々な思いが、それぞれのお顔に表現されていたようです。

 冒頭に松田一也町長から、ご自身の「反省」の弁も含め、過去最高の「出来」だった点や皆さんに対する労いのお言葉をいただき、柴田昌範教育長からも今回の劇の素晴らしさへのお褒めと皆さんに対する感謝のお言葉をいただきました。


■松田一也町長からのご挨拶


■柴田昌範教育長からのご挨拶

 次にキャストから、参画しての「感想」を語ってもらい、各人それぞれの「思い」「想い」が語られています。

 結びに、脚本・演出・総合制作を担っていただいた福永真理子氏から、今回の「作品」に対する講評を話していただき「お疲れ様会」を閉じました。


■福永真理子氏からの講評

 本日12月27日(水)午後5時30分から、基山町役場2階会議室にて、きやま創作劇実行委員会による反省会議を開催し、観客総数、御寄附いただいた金額などの報告の後、良かった点、少し反省が必要な点などを出し合い、「次の一歩」への道しるべとし、第7回きやま創作劇すべての取組を「終演」いたしました。


■きやま創作劇実行委員会 反省会議

 そこ・ここで語られた「良かった点」「反省が必要な点」については、それぞれの心に刻み次への一歩としてください。

 くれぐれも「結果が良ければ、その過程は不問にする」というお気持ちだけは抱かないように。クリエイターたるもの、常に作品と自らのみならず自らの行動で周りも導き、ブラッシュアップしていく気持ちを持ち続けることが大切です。

 結びに、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』制作にあたり、関係ならびにお支えいただいた多くの皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 少し早いですが、「良いお年を、お迎えください。」  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 21:38Comments(0)参画事業活動・報告日記

2023年12月19日

■「第15回きやま展」展示替え

 昨日、令和5年12月17日に、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』公演を終えたことを受け、覗きケースの展示替えを行いました。

 劇に込められた様々な思いをパネル化するとともに、創作劇総指揮者である福永真理子氏が使っていた書き込みがある「台本」や作品の完成度を極限まで高めるための「ダメ出し」ノートを展示しています。



 この「ダメ出し」は、12月10日の公演の直前、1回目公演を受け、2回目公演の完成度を高める上でも役立てられます。作品のブラッシュアップをやり続けることの大事さを見ることができる、貴重な資料です。

 完成度を高める「求道」の精神は、様々な場面で必要とされることです。
 しかし、一旦公演本番に入ると静観し、次の一歩への「反省(糧)」へとつなげていく。

創作劇では公演という舞台が、否が応でも到達点として理解しやすいですが、社会生活の中では、なかなか到達点が見えず、いつまでも「ブラッシュアップ」しつづけ、終わらない仕事ぶり、生活ぶりの方をお見かけすることが多くなりました。
 結果、「成果」が出ず、「悩みのスパイラル」に埋没(沈没)していく。

 そうならないためには、思い切った「区切り」を自ら課し、その区切りまではブラッシュアップを続け、その区切りで一旦終わらせ、その時に「反省」をつづり、次へ踏み出す一歩とすることが大切だと思います。

 ひとの世に「完璧はない」

 であるならば、「完璧」に近づける努力をする。

実は、「完璧」と思っている目標自体が、自分のちっぽけな小さな見識の中での疑似「完璧」であることに気づき、違った多様な見識を受け入れつつ「完璧」に近づけていくことが大事だと思います。

 この時も「区切り」が節目として大事な役割を担います。



 創作劇総指揮者の『福永ダメ出しノート』
 そういう視点でもご覧ください。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 19:00Comments(0)参画事業基山の文化遺産活動・報告日記

2023年12月18日

■歴史散歩現地研修

 昨日、12月17日(日)午前9時、小雪舞い散る中、基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会主催の「歴史散歩」の現地研修が3市町の民間団体ならびに所管の教育委員会の合同で行われました。

 今回のテーマは、「伊能忠敬の測量日記と町の成り立ち」と題し、田代宿から小郡町までの約4.7kmを歩きました。

 佐賀県鳥栖市にある田代宿内の「陣屋」「制札場」「一里山跡」「代官所跡」「八坂祇園神社」などを巡り、長崎街道から彦山道・秋月街道へ入り、近代に建造された「縣境標石」を過ぎて、福岡県小郡市へ。

 「日吉神社」、「平田家住宅」を通り、小郡市の「祇園宮」までたどり着く行程です。


田代八坂神社での研修の様子


長崎街道と彦山道との追分


「縣界標」

 過去、巡ったコースを再構成したものですが、この2・3年で通り沿いの風情が様変わりした田代宿や、旧国境が現在の県境に一致しているだけに、行政境が行政サービス「境」になっていることは、住民的にはやや悩ましい気がいたしました。

 個人的には、我が町基山では集落の出入り口にある「疫神」が、田代代官所前のお宅の片隅に立てられ、「祇園」の文字が見えるお札が貼られていたのには、「何故、集落(田代宿)の中心に置かれているのだろう。」という疑問がわき、鳥栖の民間団体の方にお尋ねしても「・・・・」でしたので、調べてみたい欲求にかられたところでした。


田代代官所跡前にある疫神

 終始、小雪舞い散る中の寒い中ではありましたが、参画いただいた皆さま、お疲れ様でした。来年2月にリハーサル、3月初旬開催の歴史散歩本番にむけて、基山町関係者は安全管理という立場ですが、「他所を知って我が身を知る」気持ちで取組を深めていきます。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:48Comments(0)参画事業関連する文化遺産

2023年12月13日

感動と感謝

 去る12月10日(日)、基山町民会館大ホールを舞台に、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』の公演を迎えました。

 着想から公演までの約半年間、長いようで短かった日々。
 毎年、そう感じ公演の「この日」を迎えて今年で12年が過ぎています。

 「到達点」の見えない第1回基山町立小中学校合同創作劇に、「勇気」を出して参画してくれた「子どもたち」も大きく成長し、青年として様々な場面に参画してくれていることは、一つひとつを積み重ねてきた者として感謝の念に堪えません。


■集ってくれたみなさん ありがとう!

 我が町基山の年の瀬の風物詩ともなり、小中学校合同創作劇・きやま創作劇を巣立った多くの方々、また「きやま創作劇」を楽しみにしてくださっている観客の皆様が、公演のこの日に集ってくださっていることも、大きな喜びです。

 未来の町民に伝えていきたいモノ、それが文化遺産です。文化遺産は「守らなければならない」モノ、「継続しなければならない」モノではなく、文化遺産を基点(素材)として今を生きる私たちが集うモノだと思います。

 それを「きやま創作劇」が体現できていることは、文化遺産の持つ大きな力を示してくれていると思います。

 今回の『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』は、基山に生き、六国史に記されるほどの「基肄城」のことを、この「村」の者は誰も知らない。このことを「嘆き」だけで終わらせず、我が身の実践を通して佐賀縣民を動かし、そして国の第一類史蹟へと押し上げた久保山善映先生の物語です。




■『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』

 しかし、今回の劇には「きやま創作劇」総指揮者である福永真理子氏から「小中学校合同創作劇」「きやま創作劇」を経験し巣立っていったOG・OBたち、そして今、参画しているみなさんへ、久保山善映先生の「セリフ」に託して人生訓・メッセージが込められている。

 自らの道を「極める」ことは、自らが切り拓くこと。
 誰かが決めた道を漫然と歩くのとは違い、自らが決め、後悔しない人生を一歩一歩と歩みを進めること。

 学歴社会が崩壊し、世の中では争いが起こり何が正義か分からなくなっている今。
 人さまに迷惑をかけず、自らが決断し、学び、経験を積み重ね進むこと。
 簡単なようで、「自ら決断する」ことから遠ざかっている世の中、何事も人さまに責任を転嫁する世の中(人)では理解し難く、とても難しいことかもしれません。

 この世(現世)での出会い、共に「時」を同じくするのも一度きり
 後悔のない人生を・・・・・・・。


  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 07:13Comments(0)主催・共催事業基山の文化遺産

2023年12月08日

■第7回きやま創作劇『この道は』公演迫る!

 いよいよ公演のその日まで2日前となりました。

 キャスト・スタッフの皆さん、いままで培ってきた自分を信じて、公演の日を迎えましょう。

 あとは久保山善映先生、梁井幾太郎村長、そして基山のたくさんのご先祖様たちが見守ってくださいます。

■片隅でたたずむ小道具たち

 『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』

 皆が持てる力を持ち寄り、精一杯演じます。
 ご期待ください!



  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 06:49Comments(0)参画事業基山の文化遺産

2023年12月03日

第15回『きやま みんなが守ってきた「きやま」』展開催

 当会が始めた「きやま展」も、その後、基山町教育委員会に引き継いでいただき、今回で15回目を迎えました。

 今年は、再び当会が支援し、きやま創作劇が始まった当初から行ってきていた「きやま創作劇を深く知る」ことに主題を戻し、来週12月10日に公演が近づいてきた第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』を深く知るためのテーマ展示を行っています。



 同じテーマで、本ブログでも30回に分けて取り上げてきた「第7回きやま創作劇をふか~く知る」のコアなエキスのみを展示しています。




 劇公演の前に「予習」として御覧になるか、劇公演の後に「復習」として御覧になるかはお任せいたします。

 第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』

 舞台練習も第4コーナーを曲がり、ゴールまでの直線コースに今まさに入ろうしているところです。最後まで気を抜かずに、「自己管理」をしっかりして、ゴールを駆け抜けましょう。参画したみんなで!

※11月23日に、基山町教育委員会主催で、当会をはじめ基肄かたろう会、基肄山歩会の方々と協働で実施した「特別史跡基肄城跡ハイキング」の際に撮影した、「次の90年へ引き継ぐ記念写真」も展示しています。お時間がある時に、併せて御覧ください。

※講演後は、舞台に関する資料展示(こだわりの大道具、小道具等など)を行う予定としております。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 12:32Comments(0)主催・共催事業活動・報告日記

2023年11月24日

■第1回特別史跡基肄城跡ハイキング開催

 基肄城跡を巡るイベント開催のご要望が多く寄せられていた中、基山町教育委員会主催で久しぶりに特別史跡基肄城跡を巡るイベントが、令和5年11月23日(木)に開催されました。
 当会がイベント運営を受託したこともあり、特別史跡基肄城跡がある基山(きざん)に関わる民間団体と協働、連携し、多くの町民が関わる取組としました。




【上:受付の様子 下:登山開始】

 最終的に55名のお客様を迎え、「特別史跡基肄城跡ハイキング」がスタートし、山頂では基肄城跡顕彰建造物の一つ、天智天皇欽仰之碑建立90年を記念するイベントとして、第7回きやま創作劇『この道は 基肄城が基肄城とならしむる時』のキャストによるダイジェスト公演が行われ、その後、私たちの思いを基山の先人達に届けようと、シャボン玉にのせて飛ばしました。


【きやま創作劇キャストによるダイジェスト公演】


【シャボン玉に思いを乗せて】

 また、90年前の天智天皇欽仰之碑除幕式での写真を思い起させる、参集した皆さまとの記念写真撮影は、感慨深いものでした。この時撮影した写真は、12月5日から基山町立図書館郷土資料コーナーにて開催される第15回『きやま展』にて展示予定です。参集された皆さま、ありがとうございました。
 その後、6班に分かれ基肄城跡を基肄かたろう会の解説によってハイキングしていただき、予定の時間をややオーバーしましたが、アンケート結果からは多くの方々に満足いただく取組となりました。





 一方、今回の取組では、様々な出来事にも遭遇したにも関わらず、基肄城跡の解説を運営していただいた基肄かたろう会ならびに基肄山歩会の皆さまの臨機対応能力の高さに救われ、大きな事故もなく終わることができました。ありがとうございました。

 結びに、今回の取組に参画していただいたお客様、基肄かたろう会、基肄山歩会、基山の守り人、そして、きやま創作劇実行委員会の皆さまに、心より深く感謝申し上げます。

 来年の3月20日には、基肄城跡が特別史跡に格上げ指定されて70年を迎えます。
 この日にも、第2回基肄城跡ハイキングを今回の反省を踏まえ、また違った濃い取組として開催いたします。ご参加お待ちいたします。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:04Comments(0)主催・共催事業基山の文化遺産活動・報告日記

2023年11月19日

■基肄城跡ハイキングにむけた取組(その2)

 過日の16日に引き続き、23日開催の「特別史跡基肄城跡ハイキング」にむけた、基肄城跡の史跡環境を整える手入れを、当会と基肄かたろう会の有志で行いました。
 朝から基山町内のクリーンデーの各区作業に参加し、終わり次第、基山(きざん)に「駆け上がり」、手入れを行っています。

 基山(きざん)は、やや肌寒い感じでしたが、作業を進める内にやや汗ばむ感じで、「手入れ」作業も、参画いただいた皆さまのお力で、素早く終わることができました。


【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群下の散策路】


【上:作業前 下:作業後 於:米倉礎石群南側の散策路】

 また併せて、大礎石群にある伐採樹木を、23日に麻袋にて持ち出すための、準備作業も行い、100枚の「お土産」を作成いたしました。


【樹木切り出し作業の様子】

 大正7年6月10日に起工し、大正8年6月10日に除幕式を迎えた天智天皇欽仰之碑は、当時の基山小学校をはじめとした子ども達が、麓から石や砂を麻袋に入れ担ぎ上げたと伝えられています。この作業の逆ではありますが、麻袋に伐採樹木の板切れを入れ、担ぎおろす疑似体験をしていただこうという企画です。大礎石群に植林された樹木ではありますが、少しでも史跡環境を整えるためにご協力いただければとの思いから立案しております。どうか、よろしくお願いいたします。

 伐採樹木を「板状」に加工しましたが、木のすがすがしい香りがあたりに漂い、「お土産」としてお持ち帰っていただければ幸いです。

 文化財保護法第125条に基づく現状変更申請を必要としない「維持管理行為」の範囲内で行いました。
 道標設置から、史跡環境を整える手入れまで、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。

 あとは本番を待つのみとなります。連携する多くの団体の皆さま、体調を整えお客様をお迎えしたいと思います。スタッフも入れて総勢100名を超える予定です、どうか、怪我無きよう、よろしくお願いいたします。  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 17:51Comments(0)主催・共催事業活動・報告日記

2023年11月16日

■基肄城跡ハイキングへむけた取組始まり!

 来週23日に迫った、特別史跡基肄城跡ハイキング。

 この取組は、基山町教育委員会からの受託事業としての取組で、町内の団体としての取組の個性を発揮するために、基肄かたろう会、基肄山歩会、きやま創作劇実行委員会、オキナグサ保存会、基山の守り人など多くの関係団体の方々と連携し進めています。

 連携する団体との協働の一つとして、基肄城を訪れた多くの方から、「道が分からない」「案内サインが沢山あって分からない。」「案内サインの内容が理解できない。」「どこに今いるのか分からない。」などのご意見を伺っていましたので、基肄かたろう会と連携し、仮設サイン設置ながら基山町教育委員会と協議するとともに、基山町教育委員会を通じて佐賀県教育委員会に対し文化財保護法第125条に基づく現状変更申請が必要かどうかをお尋ねし、「維持管理行為の範囲内」という回答を得た上で、本日、道標サイン12箇所の設置を行いました。





■設置した道標サイン

 日本遺産構成文化財である特別史跡基肄城跡である以上は、4ヶ国語(日本語・英語・中国語・韓国語)表記が標準ですが、まずは身近な散策者の皆さまむけに日本語表記にて作成しています。また、道に迷われた方の緊急連絡を受けた場合、「何番のサインが近くに見えますか。」の問いに応えていただけるよう、意図的に番号を付記しています。ご注意いただきたいのが、散策していただく順番を記したものではありませんので、ご留意ください。

 現在、基山町教育委員会が取組んでいる「特別史跡基肄城跡整備基本設計」に、今回の簡易道標設置箇所の正式サイン化(4ヶ国語表記)を行っていただく第1歩としています。

 まずは行動からの第1歩として当会と基肄かたろう会の連携の取組から始めました。

 本日、参画いただいた皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 18:45Comments(0)主催・共催事業活動・報告日記