2017年07月04日

第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』

 去る7月1日土曜日午前10時から、基山町保健センターにて第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』の第1回練習が行われました。
第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』

 きやま創作劇実行員会の園木会長の挨拶の後、創作劇の素材となった「八並の娘」のむかし話から考えられる歴史性(時代性)について基山の歴史と文化を語り継ぐ会副会長より講話があり、その後、制作総指揮を執る福永さんによる台本読みが行われています。
第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』

 今回の驚きは、いずれの時間も練習に集まった子どもたちが、真剣に聞き入り、そして真剣にメモをとる姿に、これまで積み重ねてきた創作劇制作の姿を回顧した時、演劇文化が基山に定着した姿を目の当たりにした気がしました。
第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』

 午後からのセリフ合わせには、経験者、初めての方関係なく、皆の素養と役どころの合わせ(試し)が行われ、その中にも経験者の凄さや、初体験者の初々しさに感心させられました。
第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』

 先輩の姿勢は良くも悪くも後輩の手本となり、後輩は先輩の姿から良し悪しを学ぶ姿勢も大切にしてください。
これら経験から学ぶことが歴史を学ぶことの原点です。

 家族とは異なる多様な人びとで構成される「社会」に身を置く時、自らの役割を新たに確認し、多様さを受け入れる寛容さが芽生えてきます。それを十二分に裏付けてくれるこれまで集ってくださった多くの役者やスタッフの方々の姿を思い起こすに、創作劇の持つ社会的役割を改めて感じた日となりました。

 さあ、練習開始です。与えられた役割を素直に受け入れ「演じきること。」が、参画した皆さんに与えられたミッションです。
 カーテンコールの後、拍手の渦の中で公演の幕が下りた時の感動をイメージして、進んでいきましょう。
 みんなで!
第2回きやま創作劇『八ツ並の姫 観音様になったお姫様』
■紙芝居「観音様になったお姫様の話」より



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 21:04 │Comments(0)主催・共催事業

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