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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2015年02月08日

森永卓郎氏が語る、これからの基山(日本)

 本日、基山町民会館大ホールにて、経済学者でTVでもお馴染みの森永卓郎氏の講演会が開かれました。「基肄城の歴史を感じて」という副題に、少々違和感を感じつつの参加でしたが、これからの「まちづくり・ひとづくり」について、とても示唆に富んだ、素晴らしい講演でした。
 最初は、森永氏も「きやまんもん」の反応、様子見でしたが、終盤に差し掛かると、笑いの渦を巻き起こす程の、楽しい講話へと移り、あっという間の1時間30分でした。



キーワードは、多様です。
●つながる  ●楽しむ 
●競合しないモノづくり 
●とりあえずやってみる!
     ・・・・・・。

 これらのキーワードが日本経済を成長させるという講話の中に、まちづくり・人づくりのキーワードと等しい関係にあることを感じることができます。

「自由な発想で、楽しいもの(者・物・モノ)が、時空を越えてつながっていく。」

 地域伝統(行事)も、存在意味を持っていたからこそ、つながってきている。本来、皆が寄って語って、考えを持ち寄り、そしてつながっていくことが生まれ、楽しさが重なっていく。「しなければならない。」「こうでなければならない。」という気持ちではなく、楽しく、明るく、つながっていくことが、皆を元気にしていくということを、日本とイタリアの会社組織のあり様を例に、分かりやすく、楽しく説いてくださいました。

 当会の活動に引き付けてみると、史跡のある町のまちづくりについても、「なんだこれは!」というアートの世界を重ねることが大事だというコト、ヒントをいただきました。単にアート(芸術)という低い次元の考えではなく、「なんだこれは!」という衝撃と、気になるモノに育てていくこと、そこには、地域の「個性」を創っていくことの大切さが隠されていると思います。どこかのモノマネではなく、独自の発想、「競合しない」モノづくり、ひとづくりの必要性が説かれています。その素材のひとつに、ときに歴史、伝統、文化が十分なり得るという思いがしました。

 聴講者が少なかったことが、とても残念でした。
 まちづくり、ひとづくり、高齢者福祉など、様々な分野の方々に聞いて欲しい講話だったと思います。

 森永様、ありがとうございました。
 そして企画された教育委員会の皆さま、ありがとうございました。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 17:20Comments(0)活動・報告日記

2015年02月08日

今日から特別展 開館!

 今日から3月22日(日)まで、6回目となる『きやま ~みんなが守ってきた「きやま」~』展が開館します。
 今回も、多くの方々の力を持ち寄って開館にたどり着きました。参画していただいた皆さん、有り難うございました。


 今回のメインテーマは、今年1350歳を迎える我が町の宝 特別史跡基肄城跡を取り上げ、築造の歴史から「今」までを展示しています。
 ここで展示内容を語ってしまうと、もったいないので、是非、一度資料館へお越しください。


 皆さんの記憶にある基肄城(基山【きざん】)も展示しています。

 展示解説を3月14日(土)に開催します。
 展示作業に参画していただいた皆さんの展示に込めた「思い」や裏話も聞けるかもしれません。ここでしか聞けないこともたくさんあるかも!

 こちらも是非お越しください。

■展示作業中の一コマ

  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 10:59Comments(0)主催・共催事業