2023年09月18日

■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち

 昨日(17日)、午前8時から荒穂神社の秋の大祭「御神幸祭」に備え、御行幸(みゆき)の道にかかる「結界」を示すしめ縄打ちとしめ縄かけが行われました。氏子のほかにありがたいことに町民サポーターの方々も加え、「さしわら」つくり、しめ縄打ちが午前中になされ、午後から御行幸の道にしめ縄かけが行われました。町民サポーターの皆さま、心より深く感謝申し上げます。

■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち ■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち
【左:「さしわら」つくり 右:さしわら】

■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち しめ縄打ち

■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち ■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち
【左:潮井川にかかるしめ縄 右:お仮殿入口のしめ縄かけの様子】

 しめ縄打ちが始まる頃、「豪雨」に見舞われ、一時はどうなることかと思いましたが、しめ縄を張る午後には小雨となり、潮井川のしめ縄、御仮殿のしめ縄張りも多くの方々の力で無事終えることができました。

 今回も、「荒穂の神さま」が万事治めてくださったお蔭様と心から感謝する一日となりました。

 夕刻からは、今回の座元となっている4区の公民館で「神の座」の神事終了とともに、本来は、神事後に神饌(お御供)を皆で「供食」することを意味する「直会」ですが、無事しめ縄打ちとしめ縄かけが終わったことへの感謝の気持ちと大祭の無事を願う気持ちを共に確かめ合う場として宴が催されています。

■荒穂神社の御神幸祭 しめ縄打ち 【今年の座元となる4区公民館】
※本来は個人宅が「座元」になりますが、様々な「ご負担」を考慮し熟考され、今年から公民館での取組となりました。荒穂の神さまが民の暮らし振りを見る、また民の願いを出向いてお聞きくださるという「目的」を逸脱しない、新たな取組として一歩を踏み出しています。

 一週間後の9月23日(土 秋分の日)に、荒穂神社の秋祭「御神幸祭」の大祭の日を迎えます。基山町内では奉納芸能の各組の練習が始まっています。

 「ドンキャン・キャン」鉦風流の鉦の音が、秋深まる我が町基山にやっと戻ってきた、そんな気持ちになる今年の御神幸祭の季節です。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 11:00 │Comments(0)基山の文化遺産

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