2022年11月19日

■第6回きやま創作劇『枯松二国境物語』

 6回目の公演を迎える「きやま創作劇」は、時は江戸時代、我が町基山の北東、隣町の原田との間で起きた国境争論(くにさかいそうろん)の物語『枯松二国境物語』です。

■第6回きやま創作劇『枯松二国境物語』
【提供:きやま創作劇実行委員会・基山町・基山町教育委員会】

 折しも世界情勢は、今年2月に起きたロシアによる「特別作戦」と称したウクライナ侵攻の世。毎日、多くの人々が亡くなり、悲しみ、悲惨な情報が入ってこない日はありません。「国境(くにさかい・こっきょう)」といういわば「固定」された「線」によって、様々な争いが世界中で引き起こされています。

 「白黒」つけることの明瞭さ、爽快さとは裏腹に、「分離」「固定」が引き起こす争いの種を撒くことにもつながっていることを私たちは知る必要があります。

 江戸時代の我が町基山は対馬藩領であり、北隣の原田は福岡藩領という、今でいう「国境(くにさかい)」のある「まち」でした。その国境にあった一本の松の木が「枯れた」ことから起きた騒動。

■第6回きやま創作劇『枯松二国境物語』
【提供:きやま創作劇実行委員会・基山町・基山町教育委員会】

 国境紛争を知る現代を生きる私たちに、きやま創作劇『枯松二国境物語』は何を語るのでしょうか。

 是非、ご覧ください。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 11:12 │Comments(0)参画事業基山の文化遺産

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