2017年08月06日
みんなに守られている史跡 三連水車復活!
福岡県朝倉市から大分県日田市を襲った豪雨から、昨日で一ヶ月が経ちました。田畑、果樹園、家々、そして多くの尊い命が失われました。被災地に立った時、私たちに見せつけるかのごとく水の恐ろしさを見た時の言葉を失う思いは、東日本大震災の被災地に降り立った時と同じ思いがしました。
恐ろしい水の力、しかし私たちに恵みを与えてくれるのも水です。多くの報道機関が伝えています、「三連水車復活!」。


■復活した三連水車
この三連水車は、国指定史跡です。生活に密着した史跡であることを物語るように、朝倉の人びとの手で、一つひとつの木々を取り除き、水路を整え、豊かな水を「元気」に組み上げていく姿が蘇っています。その姿に、地域の人びとの復興にかける思いが、三連水車の回る姿に見た思いがしました。
ある日忽然と私たちの前に「出てくる」遺跡とは違い、使われ、慕われ、大事にされてきた史跡の姿を見ることができます。
わが町の特別史跡基肄城跡も、丸林の方々の叡智と力によって守られてきました。遺跡保護(保存と活用)の難しさが説かれますが、長きにわたり大切にされてきた遺跡を、行政の力で「召し上げる」のではなく、地域の方々の思いを大事に支え、感謝することがこれから求められていくのではないかと思います。
できもしない行政機関の力を示す愚かさ、行政機関に依存する責任転嫁の愚かさに気づき、できることを持ち寄り、皆で支え分かち合うことが、ひいては私たちの人生にとって、孤独な人生から少しでも離れる一歩になるのではないかと思います。
二連・三連水車の元気な姿に、史跡に対する思いを再確認しました。


■山田堰の様子
恐ろしい水の力、しかし私たちに恵みを与えてくれるのも水です。多くの報道機関が伝えています、「三連水車復活!」。


■復活した三連水車
この三連水車は、国指定史跡です。生活に密着した史跡であることを物語るように、朝倉の人びとの手で、一つひとつの木々を取り除き、水路を整え、豊かな水を「元気」に組み上げていく姿が蘇っています。その姿に、地域の人びとの復興にかける思いが、三連水車の回る姿に見た思いがしました。
ある日忽然と私たちの前に「出てくる」遺跡とは違い、使われ、慕われ、大事にされてきた史跡の姿を見ることができます。
わが町の特別史跡基肄城跡も、丸林の方々の叡智と力によって守られてきました。遺跡保護(保存と活用)の難しさが説かれますが、長きにわたり大切にされてきた遺跡を、行政の力で「召し上げる」のではなく、地域の方々の思いを大事に支え、感謝することがこれから求められていくのではないかと思います。
できもしない行政機関の力を示す愚かさ、行政機関に依存する責任転嫁の愚かさに気づき、できることを持ち寄り、皆で支え分かち合うことが、ひいては私たちの人生にとって、孤独な人生から少しでも離れる一歩になるのではないかと思います。
二連・三連水車の元気な姿に、史跡に対する思いを再確認しました。


■山田堰の様子
『第16回きやま展 きやま創作劇を深く知る』展開催
■令和5年度歴史散歩開催
■歴史散歩現地研修
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その30)
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その29)
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その28)
■令和5年度歴史散歩開催
■歴史散歩現地研修
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その30)
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その29)
■第7回きやま創作劇をふか〜く知る(その28)