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Posted by さがファンブログ事務局  at 

2012年04月29日

Kizantozanguchi

 「Kizantozanguchi」、どこに書いてあるか御存知でしょうか?

 漢字で書くと「基山登山口」。


 そう、国道3号線、丸幸ラーメンセンターがある交差点に書かれています。




 えっ?「きやまとざんぐち」ではないの?


何故?
 明治22年に宮浦村、園部村、小倉村、長野村が合併し、「基山村」が誕生しました。
 そう、その時から山の呼称を「きざん」、村の名称を「きやま」と呼ぶようになったと伝えられています。

 基山(きやま)に来て、「基山(きざん)へ行くには、どう行ったらいいでしょうか?」と尋ねてみてください。
 その時「基山(きざん)って何ですか?」と聞き返されたら、その方は地元Peopleではないことは確かです。
 「Kizantozanguchi」は、地元の呼称を尊重してくれた国土交通省の粋な計らいのひとつかもしれませんね。

 なお、「基山」の漢字名称は、明治22年から始まったのではないことが、基山町史編さんに関わる調査で明らかになってきました。これは回を改めて、また今度・・・(つづく)。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 11:23Comments(0)基山の文化遺産