2019年05月04日

■火除け行事

 昨日、5月3日(金)は、毎年行われている一年の火除けを祈願する火除け行事が、大興善寺で行われました。
 参集される各区の皆さんが、本堂内に正座し、ご住職の護摩焚きとその後、分厚い経本で参集者の肩を読経とともに叩かれる行事です。
 その後、火除けのお札を頂き散会となります。

■火除け行事
■護摩焚きの様子(『基山町歴史的風致維持向上計画』より抽出)
■火除け行事
■分厚い経本で肩を叩かれる参集者
■火除け行事
■火除けのお札

 この火除け行事、行政区によって開催日が違うようですが、その由来は、明治45年(1912)5月に記された『小松山霊地帳』という書物に、承和元年(834)に大興善寺が大火にみまわれた際、御本尊である十一面観世音菩薩が焼け残ったとされることに端を発し、明治初期に大興善寺のご住職であった玉岡誓恩師の頃、恩師が師と仰ぎ、基山(きざん)先生として知られた野田昌隆先生の創案で始められたと云われています。
 大火の中でも焼け残った御本尊の威神力にすがり、一年の災いを祓いのけていただく行事なのです。

 この火除け行事の後、参集した皆さんで親睦を兼ねて、大興善寺のつつじ園を舞台に「花見」が開催されています。
 昨今の温暖化で花盛りの時期が早まり、20年前に比べると、近年は「残りの花」見という感があります。
■火除け行事
■大興善寺の山門への石段

 花といえば、大興善寺の西側には木花開耶姫様を御祭神とする熊野神社があります。
■火除け行事
■火除け行事
■木花開耶姫様が居られる石製神殿
■火除け行事
 別名、龍蔵権現と称されています。
 「権現様」とは・・・・・・・・・・?



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 09:50 │Comments(0)基山の文化遺産

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