2018年07月08日

■豪雨災害で被災

 この6日~7日までの豪雨によって各地に大きな被害が出ています。

 我が町基山でも多くの方々が被災され、町民会館ほかに避難されました。そのような中、行政の助けに頼らず皆さんが共助で助け合いながら避難されたことが、亡くなられた方を出さなかったことにつながったと思います。本当に素晴らしい取り組みであり、さらに不幸中の幸いにつながりました。
 これから、復旧・復興に入っていきます。どこから手をつけたらいいのか、茫然と立ち尽くす場所ばかりですが、他の被災地がそうであるように、少しずつ少しずつ進んでいくしかないと思います。
 当会々員の家も被災され、移動手段である乗用車の出入りができなくなってしまいました。会員諸氏に情報を伝達し、昨日から今日にかけて救出作業が会員諸氏によって行われ、夕方には無事、応急措置が終了しました。理事長がいつも言われている「できることを持ち寄る」実践の一つでした。皆さん、お疲れ様でした。
 この豪雨で、基山(きざん)東麓の丸林集落の被災がひどく、上流にある我が町の宝、特別史跡基肄城跡も被災しました。水門跡に多くの樹木が流れ溜まっており、城内の崩壊状況が未確認なだけに、とても不安です。
■豪雨災害で被災
■特別史跡基肄城跡 南水門横の道路

 丸林集落の方々で奉納された橋や、何よりも水門の横に鎮座されていた住吉神社が崩壊してしまっているようです、さながら流木の多くを受け止められたかのように。
■豪雨災害で被災
■特別史跡基肄城跡 南水門

■豪雨災害で被災
■被災前の橋と水門の様子

※被災状況の写真は、当会関係者によって撮影されています。ご本人にはイエローカード的違反ですと苦言を呈しました。一歩間違えば、人生のレッドカードになりかねない事態がどこかに潜んでいるかもしれません。二次災害の恐れもある中、関係者以外、決して被災地へ立ち入りしないようお願いします。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 20:04 │Comments(0)基山の文化遺産

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