2018年01月08日

きんどの守り

 昨日の朝、年神様を送るほんげんぎょうが行われた報告をいたしました。
 その際、つくられるのが家に災いが入るのを防ぐ「きんどの守り」です。
 ほんげんぎょうで燃え盛る炎の中に、細めの竹を差し入れ、弾けたところを三角形に折り曲げつくられていきます。慣れた手つきで手際よくつくっていかれるお姿に見とれてしまうほど、あっという間にきんどの守りがつくられていきました。
きんどの守り
きんどの守り
きんどの守り

 新たな年のきんどの守りが家の入口に刺されると、昨年のきんどの守りはお役目を果たして、ほんげんぎょうの炎の中で燃えていきました。

 また一年、新たなきんど守りが家に入ってくる「魔」を睨み、入り込むのを防いでくれることでしょう。一年間、よろしく。
きんどの守り




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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 08:43 │Comments(0)基山の文化遺産

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