2017年07月11日
『八ツ並の姫』が語る時代(その3)
「やつなみ」の地名が残る場所には、奈良時代の役所跡と考えられる遺跡が共通して発見されていることや、多くの建物が立ち並ぶ様から「やつなみ」という地名が語り継がれてきたと考えました。
そこから、『八ツ並の姫』が語る時代の一端が原始時代以前は考えられないことも説いてきました。
ふと考えると、八ツ並長者が観音様になった娘を祀るお堂を建てたとされるお寺、そうです佐賀県鳥栖市田代本町にある天台宗 太田山安生寺は、「奈良時代養老6年(722年)行基菩薩一刀三礼(いっとうさんらい)の御作にて、小堂を建て奉安した事を開創とします。」と伝えられており、太田山安生寺より以前の話ではないことを考えると、奈良時代以降のことであることが裏付けられてきます。

■太田山安生寺(鳥栖市田代本町)
では、『八ツ並の姫』が語る時代の下限について考えてみましょう。
・・・・・。(つづく)
そこから、『八ツ並の姫』が語る時代の一端が原始時代以前は考えられないことも説いてきました。
ふと考えると、八ツ並長者が観音様になった娘を祀るお堂を建てたとされるお寺、そうです佐賀県鳥栖市田代本町にある天台宗 太田山安生寺は、「奈良時代養老6年(722年)行基菩薩一刀三礼(いっとうさんらい)の御作にて、小堂を建て奉安した事を開創とします。」と伝えられており、太田山安生寺より以前の話ではないことを考えると、奈良時代以降のことであることが裏付けられてきます。

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・・・・・。(つづく)
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