2014年10月19日

宝満宮の秋の大祭、園部くんち

 今日、19日早朝から、旧基肄郡上郷園部村の鎮守、宝満宮の秋の大祭である園部くんちが行われています。
宝満宮の秋の大祭、園部くんち

 午前7時から始まる神事の後、お仮殿(御旅所)までの150mの道のりを羽熊(はぐま)、挟箱(はさみばこ)などを従えた御神輿が行きます。
 実り豊かな田んぼを背景に、黄金の御輿の姿は実に美しい光景で、沿道に集まった人々を魅了します。
宝満宮の秋の大祭、園部くんち

 嬉しいことに、挟箱の催行や行列の中に若い姿を見ることができました。彼らは、これから多くの経験を積んでいくことでしょう。それにも増して、多くの方々とつながっていくことが人生の幅を広げていきます。ぜひ、多くの絆を結んでいってください。

 天武4(675【基肄城築造後、10年が経過した年です。】)年創建と伝えられる宝満宮。江戸時代には記録が見える園部くんちの伝統を、若い力がつないでいる姿に、生きる力と元気をいただきました。
宝満宮の秋の大祭、園部くんち

 今日、午後2時からご本殿へのお上り神事が催行されます。
 今日の快晴が、秋の実りへの神さまに対する人々の感謝の気持ちと、人々に対する神さまのお気持ちを表しているようです。

 早朝のお下り神事とは、また違ったお上り神事の風情をご覧になられては如何でしょうか。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 09:59 │Comments(0)基山の文化遺産

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