2012年02月28日

街なかの「奇妙」なモノ

 今日は、基山の街なかで見かける「奇妙」なモノを紹介しましょう。
 稲ワラを束ねたようなモノが、竹の棒にさしてある姿、見かけませんか?

街なかの「奇妙」なモノ



 今、「見ないな~っ」とつぶやいた方、内面に秘めたすごい「イケメン」や「美女」を見過ごしているんじゃないですか?
 もっと街なかに目を向けてみてください!

 今日紹介する「奇妙」なモノは、集落に入る「疫病・災い」を払うために立てられる「疫神(えきじん)」と呼ばれるりっぱな魔除けの守りなのです。毎年田植えが終わった頃、田植え後の疲労と初夏の暑さから、集落の人々が疫病にかからないようにと、集落の入り口に立てられます。

 住宅が建て込んで、集落と集落の境が分からなくなっていますが、「疫神」あるところがかつての集落の境です。
 こんど探してみてください、ひっそりと集落の人々を守る姿を見ることができるはずです(絶対に、見るだけにしてくださいね・・・お願いします)。

 個人的には、その姿が水木しげる先生の世界を彷彿とさせてくれるので、

                             
             ・・・・・・スキです。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 07:28 │Comments(0)基山の文化遺産

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