2023年09月23日

■荒穂神社御神幸祭 4年ぶりに催行!

 本日、早朝より荒穂神社の秋の大祭「御神幸祭(みゆきまつり)」が、実に4年ぶりに催行されています。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、神事のみ行われ、荒穂の神さまが民の暮らしぶり、秋の実り、そして民の願いを聞かれる「御行幸(みゆき)」は中止されてきました。
 その間、氏子役員の皆さまにおかれましては、ご心労絶えない日々であったろうと思います。そのご苦労、ご心労に対し心より深く感謝申し上げます。

 令和5年9月23日(土)、4年ぶりの催行です。
 秋晴れのすがすがしい天候にも恵まれ、荒穂の神さまのお気持ちが表現されているかのようです。

 午前5時から、荒穂の神さまが御神殿から神輿へ移られる「御進入祭」が行われます。この頃鉦風流の催行者の方々による「寄せ鉦」が打ち鳴らされ、人々が次第に荒穂神社境内へ参集してきます。

 その後、御本殿前にて奉納芸能が催行され、午前7時、御旅所である鎮西隈(鎮斎隈)にあるお仮殿へ向けて出立されました。

■荒穂神社御神幸祭 4年ぶりに催行!
【出立を待つ荒穂の神さま】

■荒穂神社御神幸祭 4年ぶりに催行!
【潮井川にかかる大しめ縄をくぐりお仮殿へ出立】

 約1時間をかけて、「御行幸」の道を神輿に乗られた荒穂の神さまが、沿道の人びとの暮らしぶりや、稲穂たれる秋の実りを見、そして神輿の下をくぐる人々の「無病息災」の願いをお聞きになられ、お仮殿に到着されました。

■荒穂神社御神幸祭 4年ぶりに催行!
【無病息災を願い、御神輿をくぐる人々】

 お仮殿に到着されると「お仮殿着御祭」が執り行われ、お下りが無事終了しています。

 午後1時から、お仮殿前にて4つの奉納芸能が行われます。
 今年は、4年ぶりの催行です。
 荒穂の神さまも笑顔で御覧になられることでしょう。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 10:31 │Comments(0)基山の文化遺産

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