2019年03月31日

7区さくらまつり

 本日、3月31日(日)午前10時から、7区さくらまつりが開催されました。
 昨週から咲き始めた桜も、8分から9分咲きで、「見頃」というこの時期に、素晴らしいまつりが7区を舞台に開催されています。

7区さくらまつり
■7区さくらまつり

 7区のさくらまつりといえば、一昨年前のさくらまつりでは、一輪のさくらの花が咲くほどの寒い時もありました。
 しかし、今年は満開にちかい桜の花の中で開催される。その時々の気候に左右されるとはいえ、本日のさくらまつりは、心から「おめでとうございます。」と言える、言いたくなるそんな日でした。
7区さくらまつり
■7区の皆さまが手植えされた桜と桜ロード

 まつりとは、神さまがいるから祭り、それもありますが、7区のさくらまつりは、神ならぬ「桜」が「降臨」されてまつりが行われています。そして、一年に一度皆が集うことが祭りの目的だと思います。今日も、様々な出し物が祭りの舞台で繰り広げられていました。日々の練習の成果を発表し、参集された方々の「注目」を浴びる。これも祭りの「味わい」でしょう。
7区さくらまつり
■みんなが集う、さくらまつり

 歴史があるから、それも文化遺産の一つです。そして、第8回を迎えた7区のさくらまつりも7区の方々にとっては、未来につないでいきたい文化遺産です。個人的には、近所に植えられたこの花々も文化遺産だと思います。
7区さくらまつり
■綺麗に咲き誇る花々
(育てられた方のご苦労もさることながら、綺麗に咲き誇る花々、これも文化遺産だと思います。)

 未来の基山町民に伝えていきたい、つないでいきたいと思った時から、それは「基山の文化遺産」です。誰の評価もいらないモノが文化遺産です。誰かの評価を得なければならない、誰かの評価を得なければ「不安」という考えが蔓延し、多くの大切な文化遺産が失われていきました。そんな考えは、もうやめてもいいのではないでしょうか。「いいものはいい」ただそれだけでいいのではないでしょうか。しかし、公金を動かす文化財に指定するのは、学術的な評価が必要となります。それは皆さんの税金が公金だからです・・・。でも、第1歩は、「よか!」「すばらしか!」「孫に伝えたい。」そこから始めてはどうでしょうかという取り組みが、「文化遺産」という考え方です。

 本日の、「7区さくらまつり」、心からお祝い申し上げます。多くの方々が集う場を創るためにご尽力された皆さまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 15:35 │Comments(0)基山の文化遺産

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