2015年11月18日

第1回肄諸煮会開催

 11月15日の日曜日に、当会の有志(というよりは、思いを伝えたい方々)による、第1回いも煮会が開催されました。全ての会員の皆さまにお伝えできずに申し訳ありません。第2回以降は、会員の皆さまにお伝えいたしますので、この場はお許しください。
 発会者の弁、「いつも大変な思いをしていただいている女性陣を慰労したい!。」というお気持ちから、第1回の会が開催の運びとなりました。
第1回肄諸煮会開催
 第1回と銘打つからには、第2回もあるということで、会員の皆さま、特に女性会員の皆さま、癒やしの場として、日頃のストレス発散の場として育てていただきたく、お願いいたします。
 会場は、江戸時代の縁起によると、平安中期(菅原道真公がご逝去された時期)に勧請されたと伝えられる城戸の老松宮です。御本殿の脇には飛鳥時代(基肄城築造直前)に築かれた古墳の石室があるお宮です。
 ここに隣接して建つ、6区公民館を舞台に第1回いも煮会を開催しました。
 お宮・公園・公民館が隣接して建つ、この場の意味の一つを、今回の「いも煮会」で発見しました。子ども達が遊ぶ公園と、大人が集う場が離れてしまっている今日、全てが「集う」この老松宮は、片方で子ども達が遊び、片方で大人達は宴を開く。子ども達と大人が共存する空間を、この老松宮は実践してくれていました。
第1回肄諸煮会開催
 「大人はおとな」「子どもはこども」と分離する、家族も個々人の個性を大事にするという「大義」の上に孤立化している昨今、行き着く先はどうでしょうか。
 「人は一人では死ねない。」どこかで他人を煩わせることになる日本社会の現実を、直視し、「誰かに迷惑をかけて生きるのが人の社会なのだ。」、「お互い様(ぎすぎすした社会から離脱し、互いを思いやる社会)」ということを、もうそろそろ自覚する時ではないでしょうか。
 第1回いも煮会でしたが、またまた、多くのことを学ぶことができました。
 発会を思い立っていただいた方々に、心より感謝申し上げます。
 第2回には、会員の皆さまの参加を呼びかけますので、当会のモットー、自立して皆で集いましょう。
 発会者の弁を胆に命じて・・・・・・。

 ところで、「いも煮会」の当て字で、基肄城・基肄郡の「肄」と諸々の「諸」と「煮」で、基肄城・基肄郡の諸々の者どもの「煮られる(こなされる)」場として、肄諸煮会と勝手に命名しました。すみません。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 00:46 │Comments(0)活動・報告日記

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