2015年07月25日

基山(きざん)の違った利用のされ方

 特別史跡基肄城後がある山、基山。
 この場合は、「きざん」ですよ。

 この基山(きざん)は、山歩きをすると、その起伏の適度さから、様々な活用の姿が見えてきます。
 過日も、文化遺産ガイド講座の現地調査の折、ガイド講座メンバーと語り合っている後を、さっそうと走り抜ける人を御見かけしました。一瞬の出来事でしたので、平地感覚で見過ごしてしまったのですが、よくよく考えると、「え~~っ(この起伏を走るの・・・・?)。」という驚きを覚えてしまいました。
基山(きざん)の違った利用のされ方

 またメンバーのお一人のお話では、南水門跡から山中に入る管理用道路は、サイクルトレイルの隠れた練習場としても活用されているということです。
基山(きざん)の違った利用のされ方

 特別史跡基肄城跡も様々な方々が、様々な理由で活用されていることが分かってきます。このような知識も平成27年の記録として、記していただくことにしています。

 文化財を見るためにこの山(基山)に入る方、自らの鍛錬のために入る方、自然を満喫するために入る方、目的はそれぞれ。

 ちょっと休んだ時に、この山に刻まれた多くの人々の記憶を、少し心の中に持って帰っていただければ幸いです。これが、これからの史跡活用の姿の一つではないかと思います。あと、ここは国民の宝(特別史跡)です。大切に思う気持ちも持っていただけると幸いです。



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Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 16:55 │Comments(0)基山の文化遺産

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