2023年01月22日

■歴史散歩現地研修

 昨日、令和5年1月21日(土)午前9時から、3年ぶりとなる基山・鳥栖・小郡クロスロード文化研究会主催の歴史散歩開催にむけての現地研修が行われました。


●木山口町(JR基山駅)出発の様子

 今回のテーマは、「異国文化が通った道 長崎街道」で、シーボルトやケンペルなどの渡来人をはじめゾウが通った道としてはよく知られていますが、当時は、尾張の国、土佐の国など国内の様々な国々の人びとが通った道としても、江戸時代に遺された紀行文や記録から知ることができ、地元の人々とは異なる視点で「他国」の人々が通ることで記された、当時の様子を知ることができる紀行文を辿る歴史散策を企画しています。


●長崎街道標石(基山町)



●田代の祗園宮の大黒様(鳥栖市)

 長崎街道の間宿である木山口町から田代宿までの5.9km(約360kcal)を散策します。


●長崎街道と久留米道の追分(鳥栖市)

 3年ぶりの開催ということで、僅かな期間とはいえ様変わりした長崎街道の「家並み」もさることながら、クロスロード文化研究会の構成メンバーの顔ぶれもみえなくなったお顔、新たな仲間のお顔も見えるなど、時間の流れを感じた現地研修でした。

 本番は、令和5年3月4日(土)です。
 いまだ新型コロナ感染症の落ち着きが見えない昨今ですが、本番へむけて解説内容の「ブラッシュアップ」です。
  


Posted by 基山の歴史と文化を語り継ぐ会  at 10:34Comments(0)参画事業基山の文化遺産関連する文化遺産